これまでデータ分析環境としては、VSCode+Pythonを使ってきましたが、AIによるコード作成支援機能を搭載したCursorというコードエディタが流行っていると耳にしたので、PCを入れ替えたタイミングで、Cursor+Pythonによるデータ分析環境を構築しました。
この記事では、CursorとPythonのインストールおよび日本語化までの設定方法を説明します。
使用する環境とインストールするツール
今回の環境およびインストールするツールのバージョンは以下の通り。
対象 | バージョン |
OS | Windows11 |
Cursor | Cursor Setup 0.42.3 – x64 |
Python | python-3.13.0-amd64 |
拡張パック | Japanese Language Pack for VS Code Python extension for Visual Studio Code |
Cursorのインストール手順
手順1.CursorのWEBサイト(https://www.cursor.com/)よりCursorのインストーラーをダウンロード。
手順2.ダウンロードしたインストーラーを実行すると位置情報のアクセス許可を求められるので「いいえ」を選択。
手順3.設定画面では「Langeuage For AI」と 「Add to Command Line」を設定。「installed cursor 」横の+ボタンを押下しておく(押下後 +マークがcheckマークに変わります)。
手順4.Cursorの改善の為、データを提供するかを選ぶ。データを提供しない「PirvacyMode」を選択。
手順5.インストール作業は完了。「LogIn」をクリックしてCursorのID作成へ。
手順6.ブラウザでSign in画面が立ち上がるので、下方にあるsign upをクリック。
手順7.名前とメールアドレスを入力して、Continueを押下、その後パスワードを設定。
手順8.以下のHPが表示されたらCursorIDの作成完了。
手順9.Cursor画面とやっとご対面。
Pythonのインストール手順
手順1.PythonのWEBサイト(https://www.python.org/downloads/)からインストーラーをダウンロード。
手順2.インストーラーを起動、下方のチェックボックス2つに必ずチェックを付けた上で「Install Now」を押下。
2つのチェックボックスは必ずチェックしてください。そうしないとCursorでPythonが動作しません。
手順3.インストール完了後、以下の画面が表示。
Cursorの日本語化および拡張ツールのインストール手順
Cursor用のPython実行用モジュールとCursorの日本語化モジュールを追加で導入します。
手順1.Cursorを立ち上げ、メニューより「View」→「Extensions」を選択。
手順2.画面左下がExtensionsの画面に切り替わったら、テキストエリアに「Python extension for visual」と入力。MARKETPLACE以下に表示された「Python extension for visual Studio Code」の「install」をクリック。ここまでの作業でCursor用のPython実行モジュールの導入は完了です。
手順3.Extensionsのテキストエリアに「Japanese Language」と入力、表示された「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」のインストールボタンをクリック。
手順4.メニューより「View」→「Command Palette…」をクリック。
手順5.表示されるリストより「Configure Display Languge」を選択、その後言語一覧が表示されるので「日本語」をクリック。
手順6.メニューバーに日本語が表示されたことを確認する。
ここまでの手順でPython+Cursor環境のベースが整いました。Cursorの使い方などは別途記事にて説明します。
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