Snowflakeでは、WebUIというブラウザベースのツールを使ってデータの加工・集計を行います。
ただ、このWebUIツールをWEBで調べても、初心者に分かりやすく説明してくれるページがありませんでした。
そこで、この記事ではWebUIのインタフェース・画面イメージの紹介とSQLの実行方法について説明します。
Snowflake WebUIの画面イメージ
WebUIの基本画面は以下となります。シンプルな画面ですよね。
右側のエリアに何か文字列が表示されていますが、右側のエリアにSQLを書くことを表しているだけですので、気にする必要はありません。
下の図にて、もう少し詳しく画面の説明を行います。
画面の左側がフォルダやファイルを管理するエリアであり、右側がSQL等のプログラムを記載するエリアとなります。
上図からは、Sampleというフォルダにtestという名前のファイルが作成されており、ファイルtestの内容(現状は空)ということが分かります。
SQLの実行方法について
Snowflake WebUIを使ったSQLの実行方法を説明します。
まずは、前準備として、右側のエリアにサンプルSQLとして「select 1 as col1 , 2 as col2;」を記入します。
その後は、画面右上の実行ボタンを押下するだけです。
押下後は、実行したSQLの先頭に青い縦線が表示され、処理の実行完了と同時に、画面下側に実行結果が表示されます。
もし上記で動作しない場合は、画面上方の「データベースが選択されていません」部分をクリックして、データベースを設定してから設定してから実行してみてください。
その他留意点等
SQLの実行範囲について
Snowflake WebUIでは、カーソルがある行のSQL、または選択された部分のSQLしか実行しないという仕様になっています。
そのため、実行ボタンを押しても、ファイルに記載されたSQLが全て実行されるわけではありませんので注意してください。
初めてSnowflakeに触った時は、この仕様に戸惑いましたが、Snowflakeを使い続けていると、意図していないSQLを実行させないための神仕様ということに気づきました。
ファイルやフォルダの追加について
ファイルやフォルダを追加したい場合は、左側エリアの右上にある「+(プラス)」アイコンをクリックし「SQLワークシート」を選択すると、新しいファイルが作成されます。
まとめ
Snowflake WebUIの画面は、シンプルで直感的に分かりやすく初心者でも扱いやすいです。
今回は、画面イメージの紹介とSQLの実行方法しかお伝えしていませんが、ファイルの入出力や、テーブル検索も容易に実行できますので、オススメのツールだと思います。
ただ1点難があるとすると、他のBIツールがマウス操作だけで、データ検索等が実現できるのに対して、Snowflake WebUIではデータの検索に必ずSQL言語が必要ということです。
SQLという言語に慣れていないと、操作が難しいかもしれません。
コメント